アイウィル 社員教育 研修日程

コラム『講師控え室』

 

人材育成の新聞『ヤアーッ』より

2014年6月号「講師控え室 64

 

四月、「教育に関する勅語」(教育勅語)の原本が半世紀ぶりに所在が確認されたというニュースが確認された。

下村博文文部化科学相は「中身についてまっとうなことが書かれている。国民があらためて学ぶことは大変重要だ」と言った。

政府がこのように堂々と教育勅語の価値を認める発言ができるようになったのは大変喜ばしい。

教育勅語は明治二十三年(一八九〇)十月に発布された明治天皇の「勅語」(天皇のお言葉)である。以来教育の根本理念として学校教育で重要されてきた。

昭和二十年(一九四五)の敗戦により日本は連合国軍に占領され、総司令官のマッカーサーは教育勅語を問題視した。昭和二十二年の教育基本法制定によって教育勅語は学校授業で使えなくなり、翌年の国会での「排除」「失効」決議によって公的に“使用禁止”となった。

日本共産党の機関紙、しんぶん赤旗の最近の論説。「天皇が教育勅語で『道徳』の内容を定め、『修身』などで教え込んで子どもを戦争に駆り立てた戦前の教育体制をほうふつさせる。安部政権は『教育再生』の名で、教育の自主性を奪い、政治の介入を強化する教育委員会制度の改悪を企てるなど、教育を『戦争する国』づくりのための人づくりの場に変えようとしている」

よくもここまで飛躍した理論を展開できると感心してしまう。

教育勅語は私達日本人にとって今こそ必要な教育方針である。

なぜ五十年の時を経て、教育勅語の原本が文科省の保管庫から発見されたのか。今、この時の日本に必要だからである。おそらく民主党政権が続いていたなら、発見されることはなかっただろう。

学校と家庭で、教育勅語に書かれているものを中心として子どもたちに教え、育てる。そうすれば現在抱えている教育問題の半分異常は解決する。

先日雑談の折、武蔵コーポレーションの大谷社長が言った。「ウチでは子どもに教育勅語を暗唱させてます。幼稚園の先生の前で暗唱させたら、目を白黒させて驚いていたそうです」

社長は東大出の秀才だが、軍人だった祖父の影響で子供に他にも論語や大学を暗唱させているという。

アイウィルでは朝礼の中で全員が唱和している。視界の「教育勅語」の発声の後に全員が「教育勅語」と続き、「朕思ふに…」からは全員声を揃える。もちろん暗唱である。同じことをしている会社がそこここにあると聞いている。

問題は大人である。未だに「軍国主義教育の推進の象徴」と言って教育勅語を否定する大人の意識改革である。(浜中孝之