アイウィル 社員教育 研修日程

 

コラム『講師控え室』

 

人材育成の新聞『ヤアーッ』より

2019年7月号「講師控え室 123

 

五月二十一日に統率力養成研修を修了した。私にとってこの六ヵ月間は辛く険しい道のりだった。日々の業務もあり、また研修の現場にも立つ。

その中で全二十六巻ある徳川家康を読破しなければならない。毎月最低でも五冊読まなくてはならない。今までは月に三冊本を読むことはあった。しかし、毎月五冊読むということは今までの人生の中でなかったことだ。

しかし、読み終える頃には本を読む力やストーリーに対する想像力、歴史上の人物や出来事に関する知識、言葉の引き出しが増えるなどの財産を得ることができた。

また、この研修は管理者能力養成研修と違い、自分自身が実際に行動を起こさなければレポートは一枚も書けない。そこが一番難しくもあり、自分自身の成長の近道でもある。部下だけでなく、会社全体、部門全体をよりよくするためにはどうすればよいのかを考え行動しなくてはならない。自分自身の目線を今よりも一段二段上に持って行くことで少しでも経営者目線に近づくこともできる。また自分の目線が高くなることによって経営者意識へと変わってくる。考え方が変われば行動も変わってくる。以前の自分から一八〇度変わることのできる研修だと実際に受けてみて感じた。

一番「変わった」のはお金を〝自己啓発〟に遣うようになった点。以前の私は勉強と名の付くものから逃げていた。しかし、この研修をきっかけに、今まで逃げていたものへ立ち向かって行こうと決断した。その一歩として、ビジネススクールへ通い始めた。

統率力研修が始まったのが十月一日からである。その翌月、十一月二十六日の自分の誕生日に八ヵ月間のビジネススクールに通い始めた。毎週土日もしくは平日の一日二時間、現在も営業のためにコミュニケーション能力を向上させる研修に通っている。

以前であれば半年に一回無料のセミナーに参加するかどうか程度だった。この研修を機に有料の研修に自費で参加を決意し、申し込んだ。

この研修を通じて、私にとって二つの喜ばしいことがあった。一つは営業としての私。お客様から「武藤さんと電話をしていると元気がもらえる。一生懸命営業しているのが伝わってくる」と嬉しい言葉をいただいたこと。もう一つは助手としての私。主任講師から「よく気がつく。ミスが少ない」と認められたこと。超実践型の研修。行動習慣や考え方がガラっと一八〇度変わる研修。この研修に参加させていただき、ありがとうございます。(武藤求之