アイウィル 社員教育 研修日程

 

コラム『講師控え室』

 

人材育成の新聞『ヤアーッ』より

2018年9月号「講師控え室 113

 

講師陣の囲碁の実力の底上げプロジェクトが発足した。

囲碁はアイウィル社内では必修である。三ヵ月に一回、年四回、休日を利用して社内囲碁大会が行われる。その結果にて級数が変更になり、A・B・C・Dとレベル別にグループで振り分けられたリーグ戦を行う。またその結果で次回の囲碁大会のグループが決まる。

INGO(インゴ)の導入でメンバーが囲碁に触れる機会が増えた。

経営者養成研修でも囲碁は課題である。もともとINGOは囲碁講師の山下功氏が会長を務める、インターネット上のメール囲碁対局のブラウザ版である。登録すれば誰でも無料で世界中の人と囲碁が打てる。

着手の制限時間などはなく、打ちたい時にログインして一手を打ち、相手からの一手を待ってまた打ちたい時にログインする。相手から手が打たれていればこちらも返す。一局を打ち終えるのに数ヵ月かかることもある。

現在講師が八名で自分以外の人間と三局打つというハイペースのINGOを実践している。一対一で一局しかやらないと、次の手を打つまでに時間がかかる。同時に三局を行えば、他の七名と対局して全二十一局を同時に進行させることができ、空白の時間を埋めることができる。誰かが打ってこなくても、他の誰かがいっぺんに三局打ってくるため、ログインすると十以上の局面で自分が手を打つ番になっていることなどザラである。とにかく忙しく、ひっきりなしに囲碁を打っているのだ。

パソコンではなく、スマホでできるのも大きい。携帯電話は常に持ち歩いているため、寝ている時以外は時間が空けばINGOに夢中になっている。

もちろん対局相手は講師同士だけではない。現在経営者養成研修に参加している研修生たちとも対局をしている。三十から五十局を同時進行させていることになる。

以前私は携帯電話のゲームが大嫌いだった。四十?五十代のオジサンが電車やバスの中で「ポケモンGO!」や、「パズドラ」などのゲームに夢中になっている姿を見て「嘆かわしい。人生に全く役に立たない暇つぶしをしている時間があったら、本や新聞でも読めばいいのに」と苦々しく思っていた。

そんな私が、形は違えど、携帯電話の中の囲碁に夢中になっている。「いや、単なるゲームとは違う。頭を使い、大局観や先見性を養っているんだ」というのは手前勝手な言い訳に過ぎない気もするが。現在五級以下の私たち講師陣に「今年中に三級になれ」と社長命令が出たのだ!(浜中孝之