研修生の声 -研修修了生感想文-
人材育成の新聞『ヤァーッ』2025年2月号から、研修修了生の感想を紹介します。
今まで、そしてここから
B第1180期
継続は力なり。今までは、この言葉が嫌いだった。どうせ続かない、やった先に何があるのかと「言い訳」を並べていた。
しかし、アイウィル研修で学んだ「継続する力」を使い、様々なことを行った。新聞、本を読む。ドリルを行う。メモを取る等。中でも一番に取り組んだことは「大きい声で挨拶」をすること。
研修から帰った翌日から、毎朝誰よりも大きな声で挨拶をした。始めの一ヵ月は恥ずかしさが勝った。「何をしているのだろう」とマイナス思考が脳裏に浮かぶ。それでも「継続」した。
全体会議では、毎月挨拶評価が行われていた。「どうせ新人だから大きな声を出しても順位は高くない」と考えていた。
一位だった。紛れもない最高得点。その時感じた。「大きな声を継続したからだ」と。私は自分の継続により成果が出た、すなわち力がついたことを実感した。それから私はあらゆることを継続した。
今までの私は自信のない人間だった。ここからの私は自信がある人間になる。なぜなら、この先も継続を行うからである。たとえどんなに難しいことでも、継続を行えば力がつき、成果が出る。すると「自分にはできる」と考えるポジティブ脳が形成される。
言い訳をせず行う、諦めない気持ち。それを気づかせてくれた研修に感謝をする。また、この研修に参加させてくださった代表、弊社社員への感謝の気持ちを忘れず、今後も力強く突き進んでいく。以上
変身
B第1184期 部長
今までの自分の行動や挨拶の仕方、言葉遣いや会社に対する考え方、また、私生活での行動全てにおいて変えるため、二十の誓いを立てました。
研修を振り返り、一番身についたことは、相手をよく見て元気に笑顔で挨拶をすることです。お客様からの印象も変わり、お褒めの言葉をいただくことがありました。お客様との会話も増え、商品に対する相談も増えたように思います。きちんとした挨拶の大切さを改めて実感しました。
次に、会社の上司や部下など仲間とのコミュニケーションです。積極的にすることで絆が深まったと私は思います。部下や他の社員からの相談も増えました。私生活でも、話相手の笑顔が増えたと実感しています。
また、会社の配達業務に関して、みんなが以前にもまして助け合い、協力しながら仕事をしています。注意すべきことはしっかり注意し、お互い納得するように関係を作っています。もっと会社全体が明るくみんなが笑顔で仕事ができるよう、積極的にコミュニケーションを続けます。
家庭では、率先して家事をやりました。息子が私の姿に触発され、家事を手伝うようになり、妻も大変よろこんでいます。今では曜日で決めていた食後の洗い物は毎日私が洗うようになりました。しかし、これも毎日食事を作ってくれている妻への感謝の気持ちで続けています。
研修に参加させてくださった社長には感謝の思いで一杯です。会社の思いに応えられるよう、管理者として部下に恥じない上司になります。以上
これからが始まり
第1306期 主任
研修を進めていく中で、自分の考えが間違っていたと気づきました。特別なことではなく、社会人としての大切な基礎をもう一度学び直していると考えるようになりました。そして何よりも、その基礎が大事だと考えるようになりました。
研修が始まる前はだらだらと行動し、自信のなさから声も小さくなっていました。管理者としての前に、社会人としての働き方からこの研修で変えることができました。
私が一番変わったことは大きな声を出すことです。第一ステップで大きな声を出すことで自然と気持ちが前向きになり、意識が変わりました。意識が変われば発言や行動が変わることを体感することができました。
第二ステップでは、朝の挨拶から大きな声で実行しました。朝の挨拶を大きな声で継続していくと、小さなコミュニケーションが生まれます。そこから仕事上でのコミュニケーションも増え、他部門との連携も取りやすくなりました。仕事が円滑に進むようになり、その結果、自分の自信にも繋がりました。
決して楽で楽しい研修ではありません。毎日が自分との闘いです。しかし、その中で無駄なことは何ひとつなく、全てが大事な学びの場だと前向きに取り組むことができました。
これからの目標は、私が部下の意識を変えることです。私は会社から変わるきっかけをいただきました。今後は、私が部下の意識が変わるきっかけとなるため、よく褒め、よく叱り、全力で向き合っていきます。以上
視点が変わると世界も変わる
第1307期 課長
会社からアイウィル研修についての話を受けた時、いよいよ自分の番がきてしまったか、営業職ならまだしも自分のような技術職でも必要な研修なのだろうかとの疑問が少なからずありました。今ではこの時の考えが誤りであったと自信を持って言えます。
二泊三日の第一ステップでは行動四原則を学ぶことから始まります。大きな声を出し慣れていないせいか、初日の午前中で声がガラガラになってしまい普段いかに声を出していないかを思い知らされました。また、話す時に目線を外していることも何度も注意を受けました。これまで人から指摘されたことや自覚もなかったため、今まで人に失礼な態度をとっていたのだと反省しました。
第二ステップで特に力を入れたのは、行動四原則に関わる項目と読書です。大きな声での挨拶、きびきびした行動を続けていると職場でも、はっきりした挨拶をする人が徐々に増え始めました。また、自分から挨拶することにより仕事以外でもご近所さんとの良いコミュニケーションが増えました。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という名言があります。読書は自身が経験していなくても、先人の残した多くの経験や専門家が長年かけて培った知恵を学ぶことができます。研修を受け推薦図書を読むと、自分が今まで労働者意識しか持ち合わせておらず、経営者や上司の考えを理解しようとしていなかったことに気がつきました。
今までの私は努力を怠り不平不満ばかり抱えていました。しかし経営者の視点に立って見ると、同じ物事でも異なる様相を呈すことがわかります。私は視点が変わることにより世界が変わったと感じました。以上